ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「貯金の5%以上を人民元に」、53%=国泰金調べ【図】


ニュース 金融 作成日:2011年11月15日_記事番号:T00033752

「貯金の5%以上を人民元に」、53%=国泰金調べ【図】

 国泰金融控股が顧客に対して実施しているアンケート調査「国泰庶民指標」の11月の結果によると、人民元預金口座開設が認められた場合、「貯金の5〜20%以上を人民元に換えたい」との回答が53%に上ったことが明らかとなった。国泰金はこれを基に交換規模は1兆7,300億〜1兆9,000億台湾元(約4兆4,000億〜4兆8,000億円)と推計した。同調査の有効回答数は約1万7,000件。15日付工商時報が報じた。

 このほか、同調査によると、「今後半年の台湾株式市場の相場は上昇する」との回答は25.7%、「資金を株式市場に投資する」との回答は16.1%で、ともに昨年3月の調査開始以来で最低を記録した。

 一方、「過去半年より景気は悪化している」は65%、「今後半年はさらに悪化する」は56.8%に上った。また「今後半年間で給与が減る」との回答が28.4%となり、調査開始以来で最高を記録した。4分の1以上が不景気が所得に影響すると懸念していることがうかがえた。