ニュース 建設 作成日:2011年11月15日_記事番号:T00033755
遠雄集団(ファー・グローリー・グループ)が松山たばこ工場跡地で計画している大型多目的ドーム施設(台北ドーム)を含む「台北体育文化園区」開発費に充てる総額154億台湾元(約390億円)の協調融資で、9日に債権銀行団との契約が結ばれ、16日の台北市政府への届け出審査が完了後、銀行団は融資を開始する運びだ。15日付工商時報が伝えた。
協調融資の期間は15年で、金利は参考金利(中華郵政の1年物定期預金金利、現在年1.34%)プラス1.6ポイント(ただし最低金利2.95%)。幹事行は兆豊国際商業銀子、国泰世華商業銀行の2行が務め、参加行は政府系銀行が主体となっている。台北ドームはBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設され、台北市政府が遠雄集団に提供する地上権が協調融資の担保となる。
債権団は9日の段階で契約を終えたが、環境保護団体との摩擦を懸念する遠雄集団の立場に配慮し、報道発表を見送っていた。
大林組と遠雄建設(ファーグローリー・ランド・デベロプメント)の子会社、遠雄営造(ファーグローリー・コンストラクション)による共同企業体(JV)は9日、台北ドームの建設を受注したと発表していた。
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