ニュース 食品 作成日:2011年11月15日_記事番号:T00033756
財政部関税税率委員会は14日、物価対策の一環として粉ミルクに対する関税を半分に引き下げることを決めた。期間は半年で、引き下げ後の税率は「乳幼児用粉乳」が2.5%、「調製粉乳」「その他調整粉乳」は6%となる。早ければ11月末にも実施される。15日付経済日報が報じた。
同委は対象食品の業界団体に対し、関税引き下げ分を小売価格に反映するよう協力を要請した。これにより、輸入粉ミルクの価格は、1キログラム当たり6~13台湾元(約15〜33円)の値下がりが見込まれる。
財政部は関税引き下げの理由について、「乳幼児向けなどの粉ミルクは、重要な民生物資に当たり、輸入価格が高止まりしていることから、供給調整と価格安定を図るため」と説明した。
また、11月末に関税の臨時引き下げ措置が期限を迎える品目のうち、砂糖(粗糖、精製糖)については、価格が下落していることから、引き下げ措置を終了。チーズ、コーンスターチ、大豆粉は期限を半年延長(来年5月31日まで)することを決めた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722