ニュース 電子 作成日:2011年11月15日_記事番号:T00033765
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が14日発表した第3四半期の損失額は172億5,700万台湾元(約440億円)で、粗利益率はマイナス9.9%と、金融危機以降の過去10四半期で最低となった。同期の営業利益率はマイナス15.5%。また、第1~3四半期の累計赤字額は444億5,100万元だった。15日付工商時報が報じた。
同社は第3四半期、100億元以上の設備投資を行い、手持ち現金が583億2,500万元にまで減少した。財務状況悪化で同社のブラジル進出計画への影響が注目されているが、奇美電は「同計画は現在検討中で、そうすぐには決まらない」とコメントした。
ただ最近、中国と米国の需要が回復傾向にあり、業界景気は第3四半期で底に達したと観測されており、液晶パネル各社は来年、テレビ用パネルの出荷成長が予想されている。
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