ニュース その他分野 作成日:2011年11月16日_記事番号:T00033777
世界経済フォーラム(WEF、本部ジュネーブ)が発表した2011年旅行・観光競争力ランキングで台湾は世界37位と、前回より6ランクアップした。ただアジアでは8位で、シンガポールの10位、香港の12位に大きく水を開けられた。16日付経済日報が報じた。
同ランキングは2年に1回発表され、今回は世界139の国・地域を対象に採点が行われた。採点項目には、「政策」「環境整備」「安全」などがある。
台湾が最も評価の高かった項目は「政策規定と規制」の9位で、前回の42位から大きく躍進した。行政院経済建設委員会(経建会)は「中台間の直航便就航と中国人観光客の台湾観光の開放が評価された」と述べた。このほか、「交通インフラ」が14位、「ITハイテクインフラ」が15位だった。
一方、評価が低かったのは「環境の永続性」「観光基礎インフラ」「観光の優先度」などで、このうち「環境の永続性」は112位だった。経建会は「1人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が高いことなどが原因。観光産業の発展と環境保護の両立が今後の課題」と分析した。
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