ニュース 農林水産 作成日:2011年11月16日_記事番号:T00033778
成功大学・生物科技研究所(台南市)の陳宗嶽所長率いる研究チームがこのほど、石斑魚(ハタ)の養殖期間を従来の14カ月から10カ月に短縮できる免疫技術を開発し、水産飼料添加剤などを生産する全興国際水産(グローベスト)と技術移転に関する契約を交わした。15日付中広新聞が報じた。
ハタ科の高級魚、石斑魚はDHAやコラーゲンが豊富といわれ、台湾家庭でも蒸し魚、煮魚としてよく食べられている(成功大学リリースより)
グローベストの陳合修董事長は、出荷が4カ月早まることで、コスト低減のほか、ハタ養殖最大のリスクである神経壊死症にかかる確率も抑えられると強調。飼料市場でのシェア拡大により、5年間で少なくとも22億台湾元(約56億円)の売上増が見込めると語った。
なお、同技術は世界の食糧不足問題を解決できる可能性があるなどとして第8回国家新創奨(ナショナル・イノベーション・アワード)を受賞した。
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