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資金流失、M2増加率が4年来最低に


ニュース 金融 作成日:2007年10月26日_記事番号:T00003378

資金流失、M2増加率が4年来最低に


 企業と個人の投資意欲低下、台湾からの資金大量流出を反映して、広義のマネーサプライを示すM2の数値が急落している。中央銀行が25日発表した9月のM2の前年比増加率は、同行の目標値(3.5%)を下回る3.47%で過去4年間で最低となった。
 
 M2、M1A、M1Bの前年比増加率は全て下落しており、マネーサプライが緊縮傾向にあることを示している。こうした場合、中銀は、M2が目標数値内に回復するまで緩和政策を採る必要があるとされる。しかしある関係者は、市場に資金は十分に供給されており、M2年伸び率が下落しているのは需給要因が大きく、中銀は1、2カ月の数字の変化で政策を変えるべきではないとの意見だ。   

 中銀関係者は、理監事会議での決定に基づく政策執行に変化はなく、潜在的な物価上昇リスクや実質金利の低下などの問題を考慮して、公定歩合の段階的引き上げ政策を維持するだろうと強調した。同行では来年のM2年伸び率目標値を、3.5~7.5%としている。26日付経済日報が報じた。