ニュース 電子 作成日:2011年11月16日_記事番号:T00033795
米国で感謝祭(24日)シーズンが迫る中、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)はタブレット型パソコン販売価格で4割以上の割引を打ち出し、アップル「iPad」やアマゾン・ドット・コムの「キンドル・ファイア」に対抗する。16日付蘋果日報が報じた。
ASUSは「Eee Pad Transformer(トランスフォーマー)」を定価の37%引きとなる249.99米ドルに値下げ。別売りのキーボード・ドックも99米ドルとしている。
一方エイサーは「ICONIA TAB A100」(7インチ)を定価の52%引きとなる189.99米ドルと、「キンドル・ファイア」の199米ドルを下回る価格にまで引き下げている。
しかし、拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)の楊勝帆副所長は、アマゾン「キンドル・ファイア」の199米ドルという価格設定は、販売後のショッピングサービスで利益を上げようという意図があるためで、他のブランドが同価格に追随した場合、利益を上げることは不可能だと指摘。今回の2社の値下げに対しては、在庫一掃を狙ったものにすぎないとの見方を示した。
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