ニュース 電子 作成日:2011年11月16日_記事番号:T00033796
16日付電子時報によると米アップルはタブレット型パソコンの新機種投入を控え、従来機種「iPad2」の在庫調整に着手したもようだ。サプライチェーンの関係者によると、在庫の削減幅は30~40%で、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、サムスン電子、LGディスプレイなどは、第4四半期のiPad2向け9.7インチ液晶パネルの出荷量減少が見込まれる。
アップルが発表した第3四半期のiPad販売台数は1,112万台だったのに対し、サプライチェーンは1,500万~1,600万台分の部品を供給した。これはアップルがクリスマス商戦の第4四半期に向け、在庫を積み増したためとみられる。発注量は第3四半期がピークで、第4四半期は一転減少しているもようだ。
液晶パネル各社の9月の9.7インチ液晶パネル出荷量は、▽LG、約350万枚▽サムスン、約200万枚▽奇美電、約70万枚──だった。10月はLGが約250万枚、奇美電が35万枚に減少し、サムスンだけが前月並みを維持した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722