ニュース 電子 作成日:2011年11月16日_記事番号:T00033797
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、台湾メーカーが第3四半期に出荷した大型液晶パネルの世界シェアは38.3%(前期40%)に縮小し、53.9%(同51%)に拡大した韓国メーカーとの差がさらに広がった。16日付工商時報が伝えた。
10月だけに注目すると、台湾の世界シェアは35.8%、韓国が55.5%で、その差は過去最大となった。台湾メーカーの設備稼働率が70%に満たないのに対し、韓国は80%まで引き上げていることが背景にある。また、日本の世界シェアは5.5%、中国は3.2%だった。世界全体の大型パネル出荷枚数は前月比2.4%減、前年同月比11%増の5,932万枚だった。
今後、京東方科技集団(BOE)や華星光電技術など中国メーカーがシェアを伸ばせば、台湾メーカーのシェアが圧迫される恐れがある。このため台湾メーカーは来年、低コストの直下型発光ダイオード(LED)バックライト搭載テレビ用パネルや39、50インチなど新サイズのテレビ用の開発などで差別化を図り、市場拡大に力を入れる構えだ。
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