ニュース 社会 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033800
 台南市在住の楊新有さんが気功「九九神功」を始めたのは10年前だった。若いころから肉体労働をしていたが、仕事の後で手足にだるさを感じるようになり病院に通った。しかし、西洋医学でも東洋医学でも治らなかった。そんなとき、気功をすると全身の気の流れや血のめぐりが良くなって症状を改善できると聞き、試してみたのがきっかけだった。
この「九九神功」は、全身の気の流れをつかさどる部分は生殖器であるという考えから、生殖器を鍛えることで心身ともに若返るというもの。具体的には、男性の場合は陰茎と睾丸にひもで重りを吊り下げて持ち上げ、揺らして鍛える。別名「吊功」と呼ばれるのはそのゆえんだ。
楊さんは「九九神功」の開祖である涂金盛氏の指導の下、最初は1ポンド(約4.5キログラム)の重りからスタートし、徐々に重さを加えていった。10年間毎日休まず鍛え続けたかいがあり、体重60キロの彼が今では230キロもの重りを吊り下げることができるように。
「九九神功」は、一般的に「性的能力が強くなる」イメージが強い。そのため、楊さんは親しい友人にも隠していたのだが、あるときポロリと漏らしてしまった。友人たちからせがまれた楊さんは、ウォーミングアップの後、自慢の「鉄の股間」を使って、230キロの重りを10センチメートルほど持ち上げるパフォーマンスを披露。その場にいた友人たちは、あっけにとられて口を開いたままだったとか。
一般的には、九九神功は男性が勃起した際の硬さを利用して重りを持ち上げると思われがちだが、これは全くの勘違い。楊さんによると、勃起していない状態で行うもので、勃起した場合はできない。鍛える部分が特殊なだけに、指導者の下で練習しなければけがをするという。
ちなみに、台湾最高記録保持者は、10数年前にぜんそく治療のため九九神功を始めたという50代の牧師。彼の股間は320キロを持ち上げるというから、上には上がいるものだ。
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