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「赤線地帯」設置、基隆市が前向き姿勢


ニュース 社会 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033801

「赤線地帯」設置、基隆市が前向き姿勢

 売買春を特定区域限定で合法化する「性交易専区」(いわゆる赤線地帯)の設置解禁に向けた社会秩序維護法改正案が成立し、地方自治体の判断に関心が集まる中、張通栄・基隆市長は16日、市議会での答弁で、性交易専区の設置に前向きな姿勢を示した。17日付蘋果日報が伝えた。

 張市長は「性交易専区を低級文化と見なすべきではない。適切に計画すれば、地方に繁栄がもたらされる」と述べ、世論調査で市民の大多数が賛成すれば、性交易専区の設置を進める考えを示した。

 これまで性交易専区の設置には、ほとんどの地方自治体が及び腰で、法改正は形骸(けいがい)化する恐れが指摘されていた。

 基隆市では、龍安街一体に性的サービスを提供する「茶室」と呼ばれる店舗が従来からあり、専区設置となれば、候補地域となる可能性がある。ただ、今後の賛否論争は避けられず、実際に設置に至るかどうかはまだ未知数だ。