ニュース 社会 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033802
日本留学時代に台湾独立運動に身を投じ、台湾独立の理論的支柱となった著作『台湾の法的地位』を執筆するなど、独立運動の有力リーダーとして長年活躍してきた黄昭堂・台湾独立建国聯盟主席が17日、病気のため死去した。79歳だった。中央社などが同日報じた。
黄昭堂氏はユーモアあふれる人柄もあって、日本にも知己が多かった(17日=中央社)
1929年(昭和4年)台南に生まれた黄氏は、台湾大学経済学部を卒業後、日本へ渡り東京大学で国際学修士、社会学(国際関係)博士を取得。59年に台湾独立運動に参加し、60年に王育徳氏らとともに台湾独立建国聯盟の前身となる「台湾青年社」を創設した。
黄氏は17日朝、台北市北投区の和信医院で目の手術を受けていた際、動脈はく離を起こして心臓が停止し、亡くなったと伝えられている。
死去の知らせを受け、民進党の蔡英文主席が和信医院に駆けつけ、遺族に弔意を表した。蔡主席は「個人的にお世話になったこともあり、非常に悲しくつらい」とコメントした。
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