ニュース 政治 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033804
16日発売の有力週刊誌「壱週刊」は、馬英九総統が今年9月、黄敏恵嘉義市長のあっせんで、選挙賭博の胴元を務める陳盈助氏と接触したと報じた。関係者は報道内容を否定している。
国民党の頼素如・広報担当(右3)は事実と異なる報道をした「壱週刊」に謝罪を求めると語気を強めた(16日=中央社)
同誌の報道によると、馬総統は9月10日に偶然を装う形で陳氏と会い、数億台湾元(1元=約2.5円)の資金支援に謝意を表する一方、資金支援の継続と投票動員を求めたとされる。同誌はまた、馬総統は2008年の総統選出馬時にも3回にわたり、陳氏に会って支援を求めたと指摘した。嘉義市がある中南部は、今回の総統選で国民党への支持離れが指摘されている地域だ。
17日付自由時報によると、疑惑の当事者、国民党、総統府、総統選の馬英九陣営の選対本部が相次いで「事実無根だ」と反発していることを伝えた。
このうち、黄市長は「完全に事実とは異なる。壱週刊は根拠もなく、話をでっち上げた。自作自演だ」と批判。陳氏も弁護士を通じ、「報道には全く事実が含まれていない。今週中に壱週刊を提訴する」と表明した。
一方、野党・民進党の梁文傑広報担当は「馬総統は陳氏から3億元の献金を受けた。9月初めに馬総統は確かに陳氏と会っている」と主張した。
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