ニュース 金融 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033812
スイスの大手銀行、クレディ・スイスが台湾からの撤退を決めた。既に行員と行政院金融監督管理委員会(金管会)銀行局に伝えており、正式な撤退時期については改めて同局に報告する。外資系銀行の撤退決定は今年初めて。17日付聯合報が伝えた。
ある外資系金融機関のアナリストによると、欧州各国の財政危機の影響でUBSとクレディ・スイスの本社では近く、リストラか証券部門の再編があるとの情報が流れていた。しかし今回の台湾撤退決定には、「台湾にこれほど早く波及するとは」と業界で驚きの声が出ているという。
また、クレディ・スイス台北支店は2008年6月に設立されたが、その後、業務の拡大が進まなかったことも撤退の理由とみられる。
なお今回の撤退では、投資銀行部門とプライベートバンキング部門が対象となり、関連業務は香港またはアジア近隣エリアに移管されるとみられるが、証券部門に影響は及ばないもようだ。
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