ニュース 食品 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033815
行政院衛生署は16日までに、食の安全に関する問題が続出する中、民間の検査体制を強化するため、国際基準に沿った検査設備を備えた検査施設に「FDA実験室認証標章」を交付する制度をスタートさせた。既に官民検査施設94カ所で738項目の検査が認証を獲得した。中央社電が16日伝えた。
台湾では近年、メラミン入り粉ミルク、飲料・食品への可塑剤混入などが問題化し、そのたびに検査設備の不足が指摘されてきた。衛生署は可塑剤問題が表面化した際、30カ所の検査施設を推薦したが、それでも検査が2カ月待ちという状況で、大量の検査要請に対処しきれていなかった。
FDA実験室認証標章は、食品、薬品、規制薬品などに関する法律に基づき、衛生署が専門家委員会に依頼し、国際的な検査施設規範である「ISO/IEC17025」に基づき認証を行ったものだ。標章を取得したのは、民間企業、学校、地方の衛生局など。
衛生署は今後、輸入食品の安全検査の一部について、標章を取得した検査施設に委託する構えだ。
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