ニュース 電子 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033819
世界経済の低迷に伴い、アップルのiPhone4Sの販売が予想を下回るなど、第4四半期のスマートフォン需要が低迷し、さらにノートパソコン、タブレット型PCなどIT(情報技術)製品の販売も楽観できない中、大立光電(ラーガン・プレシジョン)、玉晶光電(ジニアス・エレクトリック・オプティカル)など光学レンズモジュール各社は予定していた生産能力増強計画を減速させているもようだ。17日付電子時報が報じた。
今年上半期、スマートフォンにデジタルカメラレンズが表裏2組搭載される流れとなったほか、タブレットPC市場の成長が期待されたことから、ラーガンが15億台湾元(約38億円)、ジニアスが10億元の設備投資を準備し、生産能力増強を計画した。
しかしその後急激な景気悪化に伴い、第4四半期は2社ともに前期比で出荷成長が難しい状況となっている。
ただ長期的に見れば、スマートフォンが低価格化に向かい、来年レンズモジュール出荷が引き続き成長することは確実とみられる。このため、ラーガンは依然、既定の増強計画を維持し、顧客の獲得に務めると強調。来年下半期に新工場が完成する見通しだ。
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