ニュース 電子 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033823
市場調査機関IDCの徐美雯・研究経理は16日、液晶パネル大手、友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)の今年第1~3四半期損失額がそれぞれ400億台湾元以上に上っており、通年で合計1,000億元(約2,550億円)に達する可能性もあることから、台湾パネル業界全体の損失額が、過去10年で最悪になる恐れがあるとの見方を示した。17日付経済日報が報じた。
徐・研究経理はまた、第4四半期はハイシーズンで需要も一時的にやや回復しているものの、来年上半期には再び減少し、パネル価格も下落するとの見方を示した。損失額は今年下半期からさらに悪化し、過去最悪を更新する恐れがあるとの予測だ。
パネル需要は来年第3四半期に世界経済が現在より回復し、台湾、日本、韓国、中国で生産能力拡充が行われなければ好転する可能性もあるとしたものの、そうでない場合、再び供給過多に陥ると指摘した。
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