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エルピーダ、日台でDRAM減産拡大を検討


ニュース 電子 作成日:2011年11月17日_記事番号:T00033824

エルピーダ、日台でDRAM減産拡大を検討

 17日付電子時報が外電の報道を基に伝えたところによると、エルピーダメモリはDRAM価格を維持するため、広島工場と台湾工場での減産幅を現在の25%から拡大することを検討している。DRAM販売を指揮する高橋康エルピーダ取締役は、DRAM価格下落に歯止めをかけるためには、さらなる減産もあり得るとコメントしたという。ただ、減産の時期と規模は主要顧客と協議の上で確定するとした。

一方、顧客に当たるDRAM複合部品メーカーからは、エルピーダが今後も価格を引き下げるとの見方が出ている。

 DRAM価格下落は、タイ大洪水によるハードディスクドライブ(HDD)の供給不足でパソコン生産が停滞し、拍車がかかっている。11日時点のDRAM価格は1ギガバイト(GB)で約0.57米ドルと半年前から4割の下落となった。