ニュース 社会 作成日:2011年11月18日_記事番号:T00033831
大腸がんの手術を受けて入院していた李登輝元総統が18日午前、台北栄民総医院(台北市北投区)を退院した。中央社などが同日報じた。
退院した李元総統(18日=中央社)
李元総統は曽文恵夫人と看護士に左右から支えられ、ゆっくりとした足取りで病院の玄関を出た。白いひげが伸び、顔色は青白かったが、集まった台湾メディアに笑顔を見せて「みなさんの関心に感謝します」と話した。ただ、声は弱々しかったという。主治医師の林国禎氏によると、李元総統の身体の情況は良好で、化学療法やターゲット治療などは必要ないという。
黄昭堂・台湾独立建国聯盟主席の死去に関するメディアの質問に李元総統は、「彼は良い友人だった。きのうテレビのニュースのテロップで見て驚いた。今後の事務について事務所に協力させたい」と語った。
李元総統は10月31日に台北栄民総医院で健康診断を行った際に大腸がんが見つかり、翌11月1日に3.5センチ大の腫瘍と大腸25〜30センチを取り除く手術を行った。
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