ニュース その他分野 作成日:2011年11月18日_記事番号:T00033834
行政院労工委員会(労委会)は17日、法定労働時間や休暇規定の制限を受けない「責任制」(裁量労働制)の適用業種から医療関係者、託児所保育士、宿泊施設のベッドメーキングを段階的に除外していく方針を決定した。これら3職種で働く15万人は、法定労働時間の適用を受けることになる。宿泊施設のベッドメーキングと一部医療従事者に関しては、来年1月から先行実施する。18日付蘋果日報が伝えた。
医療関係者では、手術室や救急処置室の清掃担当者、人工透析室の看護師、検査技師などが来年から適用除外の対象となる。託児所保育士は2013年1月から、その他の医療関係者は14年1月からの適用除外を目指す。ただ、医師と公立病院に雇用された医療関係者は、労働基準法の対象となっていないため、制約を受けない。
責任制は現在37の職種に適用されており、法定労働時間の制約を受けないため、長時間労働や労災、サービス残業の原因になっているとの指摘があり、労働団体は責任制の全廃を要求している。
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