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工作機械の台中精機、ECFA効果で域内販売大幅増


ニュース 機械 作成日:2011年11月18日_記事番号:T00033838

工作機械の台中精機、ECFA効果で域内販売大幅増

 工作機械大手、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)の黄明和総経理は17日、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に基づくアーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)関税引き下げの効果で、台湾企業のUターンや日本企業の台湾工場設置が相次ぎ、同社精密機械の台湾域内市場向け販売額は今年70~80%の大幅成長が見られると語った。18日付経済日報が報じた。

 ECFAの重要性を説いた尹啓銘・行政院政務委員の新書『捍衛ECFA』発表会に出席した黄総経理は、同社工作機械の今年度売上高は前年比12%増と予測を示した。このうち、ECFAと直接・間接に関係のある項目は4割成長、中国向け輸出は2割成長と強調した。

 また、効果にあやかって「ECFA」と名付けた工作機械製品が既に600~700台売れ、販売額は10億台湾元(約25億円)を超えたと語った。