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アマゾンがスマートフォン計画か、鴻海生産で来年発売=シティ予測


ニュース 電子 作成日:2011年11月18日_記事番号:T00033844

アマゾンがスマートフォン計画か、鴻海生産で来年発売=シティ予測

 花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)は17日、インターネット小売り最大手のアマゾン・ドット・コムが鴻海科技集団(フォックスコン)とJDM(共同設計開発製造)方式でスマートフォンの開発を進めており、早ければ来年第4四半期に発売するとの見方を示した。鴻海は、特定顧客についてコメントしないとしている。18日付工商時報が伝えた。

 花旗環球の張凱偉チーフアナリストの予測によると、同スマートフォンは4インチのタッチパネル、800万画素のデジタルカメラを搭載したミドルエンド機種。テキサス・インスツルメンツ(TI)の「OMAP4430」プロセッサー、クアルコムのデュアルモード(HSPA+、CDMA EVDO)ベースバンドチップ、512MB(メガバイト)のモバイルDDRと8GB(ギガバイト)のNAND型フラッシュメモリーを採用する。

 これら部品価格に権利金や保証金、組立費用を加えると総コストは150〜170米ドルとなる。ただアマゾンがタブレット型パソコン「キンドル・ファイア」と同様、ハードウェア本体ではなく、購入者の同社サービス利用で利益を上げるつもりなら、販売価格はコストと大きくは違わないと予測した。