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台湾パネルメーカー、初の中国部品調達団


ニュース 電子 作成日:2011年11月18日_記事番号:T00033848

台湾パネルメーカー、初の中国部品調達団

 18日付電子時報によると、友達光電(AUO)の彭双浪執行副総経理が率いる液晶パネルおよび関連部品メーカーは、第13回中国国際ハイテク技術成果交易会(ELEXCON2011、16~21日)に参加するため中国・広東省深圳を訪れており、中国の光学フィルム、半導体、タッチパネルなど部材調達も計画している。

 AUOのほか、▽奇美電子(チーメイ・イノルックス)▽中華映管(CPT)▽瀚宇彩晶(ハンスター)▽元太科技工業(EIH)▽勝華科技(ウィンテック)──などが加わっているようだ。

 業界関係者によると、深圳はノーブランド端末(通称・山寨機)製造のメッカで、液晶パネル部品メーカーが集結している。今回台湾一行が調達するのは、スマートフォンやタブレット型パソコンなど向け高規格でなく、比較的厚みのある液晶テレビなど向け低規格パネル用部品とみている。

 なお、彭AUO執行副総経理が理事長を務める台湾ディスプレイ産業聯合総会(TDUA)は17日、中国電子視像行業協会(CVIA)、深圳市フラットディスプレイ行業協会(SDIA)と、それぞれ中台サプライチェーンの統合やブランドの共同構築などを目指す提携覚書(MOU)を交わした。