ニュース 電子 作成日:2011年11月18日_記事番号:T00033851
英プロセッサー設計大手ARMのチューダー・ブラウン会長は17日、新竹科学工業園区(竹科)で研究開発(R&D)センターの開所を宣言した。同センターはフィジカルIPの開発を通じ、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)など台湾メーカーとの協力関係の強化するのが狙いだ。18日付経済日報が伝えた。
「ARM新竹設計中心」のエンジニアは台湾人が半分を占める6〜8人。今後数年で倍増させる計画だ(17日=中央社)
同センターでは28ナノメートル、20ナノメートル製造プロセスによるプロセッサー「ARMコーテックスAシリーズ」、画像処理装置(GPU)の「マリT600シリーズ」の開発を進める。
ARMの研究開発拠点は、アジアでは上海に続き2カ所目、世界では11カ所目となる。
ARMは携帯デバイス用のプロセッサーでインテルの独占を阻み、世界シェア50%の獲得を目標に掲げている。
ブラウン会長は「過去1年間でARMアーキテクチャーによるプロセッサーが70億個出荷され、スマートフォン、タブレット型パソコンなどに採用された。その半分は台湾メーカーが生産したものだ」と説明した。
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