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燦坤3Cとベスト電器、差別化戦略で来年増収へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年11月21日_記事番号:T00033862

燦坤3Cとベスト電器、差別化戦略で来年増収へ【表】

 家電販売大手の燦坤3Cや倍適得電器(ベスト電器)を展開する憶声電子(アクション・エレクトロニクス)が、販売方法を差別化して来年増収を狙う。燦坤3Cは店舗改装とネット販売強化を柱とし、憶声は倍適得電器の店舗数を積極的に増やし、良質な製品、サービス、価格の3つを基本理念として打ち出す。19日付経済日報が伝えた。

 来年の売上高300億台湾元(約760億円)突破を目指す燦坤3Cの張岳龍副総経理は、店舗改装について、「出店先商圏に応じて重点的に販売する製品を変え、消費者が価値があると感じる環境を作りたい」と説明した。既に12店の改装を済ませており、他の7店は来年第1四半期中に改装を終える予定だ。

 ネット販売では午後9時~午前7時までの購入に割引を導入。これにより売上高が毎月数千万元増えたという。実店舗との補完作用が生まれ、「24時間営業」が可能になった。

 憶声は来年、店舗数を30店以上に増やし、売上高は今年予想される25億元から30億元へと2割増加させ、黒字転換を目指す。