20日付工商時報が新華社の報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団（フォックスコン）の郭台銘総裁は19日、来年、１日当たり1,000台、計30万台のロボットを製造すると述べた。
郭総裁は今年中旬、今後工場に100万台のロボットを導入し、生産を行うと発言していた。来年鴻海集団で製造予定のロボット30万台は、危険、高汚染、単純作業に使用し、作業の自動化と効率化を図る計画だ。
郭総裁は「製造業は現在、世界的に低迷し、来年の世界経済も不透明だが、従業員は同社の最も重要な資産であり、来年はロボットを導入しても人員削減を行わない」と強調した。
