ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年11月21日_記事番号:T00033869
自動車大手の裕隆集団はこのほど、中国市場の拡大と電気自動車(EV)の普及を楽観し、2020年に自動車の売上高を年間1兆台湾元(約2兆5,000億円)に乗せるとの長期目標を固めた。20年までに売上規模を3倍以上に拡大するという野心的な目標だ。21日付経済日報が伝えた。
台湾の自動車市場は今年、前年に比べ10%以上拡大し、36万台以上に達する見通しだ。これに伴い、裕隆集団の自動車関連45社の合計売上高は、今年前年比20%増の2,880億元に達すると見込まれる。今年末には自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」の新車発表を予定しているほか、来年にかけ、中華汽車工業や裕隆日産汽車などグループ各社が新車を相次いで投入する予定で、来年も好業績が見込まれる。
裕隆集団幹部は、売り上げ1兆元達成の原動力として、LUXGENの販売が来年以降、中国市場で大きく伸びると予想されることと、電気自動車が5年後に爆発的に普及すると見込まれる点を挙げた。
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