ニュース 電子 作成日:2011年11月21日_記事番号:T00033872
発光ダイオード(LED)メーカー、新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)の鍾寛仁董事長はこのほど、不況に逆行する形で、第4四半期中に台湾第3工場で量産に入る計画を明らかにした。19日付工商時報が伝えた。
新世紀光電は、液晶テレビ用バックライトの需要が減少する中、大電流の青色LEDバー1本のみを使用したバックライトを開発し、日系のテレビメーカーに採用された。このため、業績は同業他社を上回り、今年1~10月の売上高は前年同期比70%増の39億4,000万台湾元(約100億円)、1~9月は同12%の増益を達成した。
鍾董事長は「LED産業は転換期を迎えている上、不景気に直面している。今政府が適当な支援や市場での普及に取り組めば、台湾LED産業の国際的競争力は産業の未来を支えられる」と訴えた。
一方、同社は緑色LEDによる照明に注力する戦略を取っている。鍾董事長は「液晶テレビは、韓国系、中国系のサプライチェーンに掌握されているため、台湾が将来的に成長できるのはLED照明しかない」と強調した。
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