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アンドロイドタブレット、在庫過多が表面化


ニュース 電子 作成日:2011年11月21日_記事番号:T00033877

アンドロイドタブレット、在庫過多が表面化

 21日付電子時報がパソコン受託メーカーの話を基に伝えたところによると、グーグルの基本ソフト(OS)、アンドロイド搭載のタブレット型PCが在庫過多に陥っているもようだ。クリスマス商戦による需要が一段落すれば状況はさらに悪化する上、PCメーカーはマイクロソフト(MS)のウィンドウズ8(Windows8)搭載機種の開発に注力しており、今後、アンドロイド機種は値下げに追い込まれるとの見方だ。

 タブレットPC市場では、依然としてアップルのiPadシリーズが安定した人気を誇っている。アンドロイド機種でも低価格で電子書籍機能も兼ね備えたアマゾン・ドット・コムの「キンドル・ファイア」やバーンズ・アンド・ノーブルの「ヌック・タブレット」は売れ行き好調だが、その他機種は振るわないようだ。

 市場調査会社IDCによると、アンドロイド搭載タブレットPCの在庫は300万〜400万台に達している。さらにグーグルが最新OS「アンドロイド 4.0」(アイスクリームサンドイッチ)を発表したことで、在庫消化が進まず、今後、大幅値下げによる在庫処分が行われると予想されている。