ニュース 政治 作成日:2011年11月22日_記事番号:T00033884
馬英九総統が今年9月、選挙賭博の胴元と接触したとする週刊誌「壱週刊」の報道について、馬総統は21日に声明を発表し、同誌報道をきっかけに攻勢を強める民進党を提訴すると表明した。22日付聯合報などが伝えた
馬総統は声明で、「民進党は事実確認をせず、証拠も示さずに、『馬総統が暴力団や金銭、地下賭博を使い、選挙情勢に影響を与えようとした』との話をでっち上げた」と指摘。その上で「司法に訴え真相を明らかにし、台湾のクリーンな民主主義を取り戻したい」とした。
民進党の梁文傑広報担当は今月16日、TVBSの討論番組で、▽馬総統は政府・与党幹部を通じ、胴元の陳盈助氏に接触、陳氏は馬総統に3億台湾元(約7億6,000万円)を寄付した▽馬総統はそれに謝意を表するため、陳氏に会った──などと主張していた。
壱週刊に関しては、「第四の権力であるメディアに総統が訴訟を起こすのは好ましくない」として、提訴を見送る考えを示す一方、「だからといって、壱週刊がメディアのプロ意識を軽んじ、虚偽の情報を広め、言論の自由を乱用することは許されず、市民にも受け入られない」と批判した。
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