ニュース 運輸 作成日:2011年11月22日_記事番号:T00033889
桃園国際空港の運営会社、桃園国際機場公司は21日、施工業者の倒産や入札の不成立で遅れていた同空港の「05/23滑走路」補修工事で、先行して行う補強工事の落札業者を栄民工程に決定したと発表した。工期は約1カ月遅れており、24時間態勢で工事を急ぐ方針だ。中央社電が伝えた。
桃園空港の滑走路2本は、耐用年数を超えたため、大規模な補修が必要で、当初9月15日から12月13日までの予定で暫定的な補強工事が予定されていた。しかし、施工業者が資金繰りの悪化で倒産し、工事が遅延。運営会社は2回の再入札を実施したが、不調に終わっていた。
入札では、施工業者に来年1月8日までの完工という条件が付けられ、施工期間が短いことがネックとなった。栄民工程は完工日を変更しないまま落札した。工事費は増額されなかった。
運営会社は年末にも「06/24滑走路」の補強工事の入札公告を行う予定だったが、案件の契約内容を慎重に再検討するため、入札を来年初めに延期した。
運営会社は滑走路2本の改修と新たな誘導システムの導入で、107億台湾元(約270億円)の費用を見込んでいる。一連の工事は2014年に完成予定。
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