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LED照明、Q3生産額が初の減退


ニュース 家電 作成日:2011年11月22日_記事番号:T00033895

LED照明、Q3生産額が初の減退

 22日付電子時報によると、台湾メーカーによる発光ダイオード(LED)照明の生産額が第3四半期、前年同期比12%減、前期比19.4%減の20億3,000万元(約51億円)となり、同分野として初の四半期ベースでの生産額減少を記録した。

 業界関係者はLED照明は今年、価格の下落が加速しているものの、いまだに需要は大きく増加しておらず、「市場の陣痛期にある」と指摘した。

 第4四半期の生産額について業界関係者は、景気の不透明さや需要低迷などのマイナス要素はあるものの、前期比1%増の20億5,000万元と小幅上昇するとみている。通年では前年比15.5%増の89億元との予測だ。

 また今後は、各国政府によるLED照明の推進政策や日本の節電対策による商機で、末端需要の成長が期待できる。特に白熱灯が5年後に全面禁止となる中国市場は、LED照明業界の成長のけん引役として期待されている。