ニュース 電子 作成日:2011年11月22日_記事番号:T00033902
発光ダイオード(LED)用サファイア基板メーカーの晶美応用材料(クリスタル・アプライド・テクノロジー)が、11月から毎月5日の無給休暇を実施していることが明らかとなった。LED産業では景気低迷を受けて既に無給休暇を実施した企業が出ているが、サファイア基板メーカーとしては初のケースだ。23日付工商時報が伝えた。
晶美は、良品率が向上しないことや、顧客が集中する中国市場に韓国メーカーの安価なサファイア基板が流入していることで、業績が悪化した。5月には3億台湾元(約8億円)を記録した売上高が10月には3,632万元まで落ち込んだ。
晶美は今後について、景気・需要を見ながら無給休暇の継続、または規模を縮小するかを検討するとしている。
なお、同業の兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)、兆晶科技(テラクスタル・テクノロジー)、合晶光電(ウエハーワークス・オプトロニクス)は当面、無給休暇実施の予定はないとしている。
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