ニュース 電子 作成日:2011年11月22日_記事番号:T00033904
22日付電子時報によると、DRAM大手の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は、全生産ラインの30ナノメートル製造プロセスへの移行を、当初予定の今年末から1カ月前倒しで達成した。ただ、親会社、エルピーダメモリの一部顧客に40ナノ製品の需要があるため、40ナノ生産ラインも2万枚規模で残した。
業界関係者によると、タイ大洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足の影響でDRAMは価格は下落に拍車がかかり、過去最低にまで達する勢いだ。レックスチップは30ナノ製品によっても赤字を計上する情況だが、技術的には海外大手メーカーと大差がなく、オファー価格が反転すれば大きな利益を受けるとみられる。
台湾DRAMメーカーでは、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)も来年初頭に30ナノへの移行を計画しており、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は試験生産中だ。
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