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辰年ベビー狙え、乳児用品メーカーが業績に期待【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年11月23日_記事番号:T00033916

辰年ベビー狙え、乳児用品メーカーが業績に期待【表】

 来年2012年は辰(たつ)年で、辰年生まれは縁起が良いとされる中華圏ではベビーブームが予想される。こうした中、乳児用品メーカー各社は中国と台湾で業績拡大を見込み、攻勢をかけている。23日付工商時報が伝えた。

 これに合わせ、麗嬰房(レ・アンファン)は、中国で販売店を拡大、台湾では高級子供服ブランドの取り扱い数を増やす。店舗数は既に台湾で281カ所、中国で1,800カ所を数え、中国では年末までに2,000カ所を目指す。台湾ではブランド子供服の販売を強化する。同社の売上高は、新生児の増加で今年下半期から改善している。

 子供用品ブランド「黄色小鴨(ピヨピヨ)」を展開する開曼東凌集団(ケイマン・トンリン)は、中国の子供服・乳児用品市場が拡大する中、中国での出店を加速する。同社は現在、売上高の74%を占める中国で294カ所の直営店を展開しており、今後は毎年40~50カ所のペースで新規出店を進める。また、台湾での店頭公開も見込む。