ニュース 金融 作成日:2011年11月23日_記事番号:T00033918
行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員は22日、北京で中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の尚福林主席と会談を行い、双方が相手側の銀行の営業拠点設置および現地通貨業務の申請に対する認可作業を早めることで合意した。23日付経済日報が報じた。
陳裕璋・金管会主任委員(左)の中国を訪問しての協議は主任委員(大臣)クラスで初のケースだ(22日=中央社)
中国事務所の支店格上げを申請している▽台湾銀行▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽台湾中小企業銀行(台湾企銀)──が恩恵を受けそうだ。中国支店を設立して丸1年がたった6行は来年始めにも人民元業務が認められる見通しだ。
同時に、▽中台の銀行に対する監督の制度化▽交流と提携の強化▽中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に基づくアーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)合意の施行──を両者の協議の場である「両岸銀行監理合作平台(プラットフォーム)」で今後話し合うことも確認した。第3回に当たる次回協議は来年4月に台湾で行うことも決定した。
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