ニュース 電子 作成日:2011年11月23日_記事番号:T00033930
DRAM大手の南亜科技は22日、日本の同業、エルピーダメモリとメモリモジュール世界最大手の米キングストン・テクノロジーに米国特許4件を侵害されたとして、エルピーダのDRAMとそれを採用した製品の米国での輸入と販売の差し止めを求め、米国際貿易委員会(ITC)に提訴したと発表した。23日付工商時報が伝えた。
今回の提訴は、エルピーダが米国と台湾で南亜科技を提訴したことに対抗したものだ。
エルピーダは今年11月、南亜科技がエルピーダの米国特許7件を侵害したとして、該当製品の米国への輸入差し止めを求め、ITCに提訴。さらに南亜科技が台湾特許4件を侵害しているとして、当該製品の台湾における製造・販売差し止めなどを求め、台湾智慧財産法院(知的財産裁判所)に提訴していた。エルピーダは9月にも米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に南亜科技を特許侵害で提訴している。
南亜科技はキングストンも提訴対象に含めた点について、同社がエルピーダにDRAM供給の大半を依存しているためだと説明した。
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