ニュース 運輸 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033944
台北を中心とした公共交通機関の運賃支払いなどに使えるICカード「悠遊カード(イージーカード)」のうち、クレジットカード機能を併せ持つ悠遊聯名カードを使って台湾高速鉄路(高鉄)改札を通り、自由席に乗車できるサービスが年内に始まる見通しだ。開始日は12月14日が予定されている。24日付蘋果日報が報じた。

劉奕成・悠遊カード董事長(左)による7行との提携発表会には郝龍斌台北市長(右)も立ち会った(23日=中央社)
発行会社、悠遊カード公司は23日、提携金融機関として▽上海商業儲蓄銀行▽永豊銀行▽合作金庫銀行▽万泰商業銀行(コスモスバンク)▽彰化銀行▽台湾中小企業銀行▽聯邦銀行──の7行が加わったと発表した。来年7月から提携カードを発行する。既存の8行▽中国信託商業銀行▽台北富邦銀行▽台新銀行▽国泰世華銀行▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽兆豊国際商業銀行▽第一商業銀行▽華南銀行──と合わせると提携機関は15行となる。
金融機関と提携の悠遊聯名カードは2006年以来、500万枚が発行され、台湾で流通するクレジットカードの6枚に1枚を占める。オートチャージ(自動入金)機能があるため、都市交通システム(MRT)改札を通るときや少額支払いのとき、残高が足りなくても使用できる。
同社によると、来年1月末からは桃園・新竹・苗栗地区の長距離バスにも悠遊カードが利用できるようになり、同カードで乗車できる範囲は台中・彰化・南投まで広がる予定だ。将来的には、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)の台湾域内線でも利用できるようにすることを目指し交渉中だ。
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