ニュース 商業・サービス 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033947
経済部統計処が23日発表した10月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比0.23%増、前年同月比1.79%増の1兆2,286億台湾元(約3兆1,000億円)となり、過去2番目に高かった。自動車販売好調や百貨店の周年慶(創業祭)セール開催で、小売業のうち総合商品の売上高が944億元の過去最高を記録したことで押し上げられた。24日付工商時報が伝えた。

小売業全体の売上高は前年同月比4.79%増の3,251億元だった。
卸売業の売上高は前年同月比0.4%増の8,717億元だった。伸び率が大きかったのは、▽自動車・二輪車および関連部品(同7.12%増)▽総合商品(同6.75%増)▽燃料(同6.18%増)──で、小売業と同じ順番だった。
飲食業売上高は、前年同月比11.7%増の318億元で過去4番目に多かった。黄吉実・経済部統計長は、建国100周年に当たる今年は結婚する人が多く、結婚式場や飲食店の業績に貢献したこと、および海外からの旅行客が過去3番目に多かったことを要因として挙げた。
経済部はまた、11月に入り消費者の購買意欲が下向いたと指摘。11月の統計は小売業が横ばい、商業全体では小幅減少と予測した。
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