ニュース 建設 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033948
大同公司(TATUNG)傘下の尚志資産開発は23日、大同公司北投工場大同ビルの売却入札を行い、富邦人寿保険が69億5,000万台湾元(約176億円)で落札した。1坪当たり価格は157万4,000元と、第3種工業区としては過去最高値が付いた。24日付工商時報が伝えた。
同ビルは台北市承徳路七段と公館路の交差点にあり、土地面積が4,416.2坪、延べ床面積が1万4,261坪。現在は華碩電脳(ASUS)などが入居しており、毎年の賃貸収入が1億3,800万元あるほか、幹線道路に面しているため、屋外広告による収入もあるという。
富邦金控の龔天行総経理は「(現在のテナントの)賃貸期間が切れた後、付近の区画とともに都市再開発を検討したい」と述べた。同社は富邦momo百貨の出店などを視野に入れているもようだ。
ただ市場関係者は、富邦人寿の落札額について、「最低入札価格を7%上回るにとどまり、保険会社が高値を争う状況は過ぎ去ったのではないか」と指摘した。
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