ニュース 石油・化学 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033949
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識服務計画(ITIS)は23日、石油化学業界は川下の需要低迷や、台湾中油(CPC)第4ナフサ分解プラントが12月に年次保守に入ることから、第4四半期の生産額は前期比10%近く減少し、4,190億台湾元(約1兆円)まで落ち込む恐れがあるとの見方を示した。24日付蘋果日報が報じた。

ITISによると、第3四半期の生産額は前期比8%減の4,627億7,700万元だった。世界的な景気減速、中国の金融引き締め政策、欧米の債務問題などが需要に影響したことや、台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(通称六軽)の稼働率が安全検査のため低下したことが理由と分析した。
石化業界の生産額は上半期の1兆300億元に対し、下半期は14.6%減の8,800億元となる見通しだ。
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