ニュース 石油・化学 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033950
行政院環境保護署(環保署)は23日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の第4期拡張計画に関する第7次環境影響差異分析報告を審査し、水添スチレン•ブロック・コポリマー(HSBC)プラントの建設を条件付きで認める決定を下した。24日付自由時報が伝えた。
ただ、操業開始に向けては、台プラが第6ナフサプラント全体で、▽温室効果ガスの削減量を1.5倍に増やす▽用水量の削減幅を2倍とする▽健康リスクをこれ以上高めない──という条件が付いた。
第6ナフサ分解プラントで火災・爆発事故が相次ぐ中、環境影響評価を通過できたことについて台プラ幹部は「環境影響評価での要求に従い、計画立案を急ぎたい」と答えた。
HSBCプラントは、米クレイトンポリマーとの折半出資で建設されるもので、総投資額は52億台湾元(約130億円)。年間生産額は45億元を見込む。
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