ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033952
台達電子(デルタ・エレクトロニクス)と車両研究測試中心(ARTC)は23日、電気自動車(EV)用の多規格対応充電スタンドを共同開発し、供用を始めたと発表した。既に台中市や新北市などから受注しており、台中市には充電器64台を供給する予定で早ければ来年1月に完了する。海外からの引き合いもあり、2014年にも業績への貢献が始まるという。24日付自由時報などが伝えた。
供用開始の式典ではデルタ幹部が早速スタンドを使ってEVへの充電を行った(デルタリリースより)
海外案件については、ノルウェーが沿岸部の国道で5キロメートルおきに直流充電スタンドを設ける計画があるほか、中国やインドの関係者とも話し合いを進めている。デルタのスタンドは変換効率が95%と業界標準を5%上回っており、欧米や日本の規格も満たしている。
また将来は、ドライバーがクラウドコンピューティングを利用して充電スタンドの場所や利用状況を把握できるようになる。
グリーンエネルギーや省エネルギー事業に力を入れるデルタは今年「基礎エネルギーソリューション事業群」を設立した。LED街灯と太陽光発電などを備えた充電ステーションの普及を目指す。
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