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LEDのジェネシス、南科の第3工場完成


ニュース 電子 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033958

LEDのジェネシス、南科の第3工場完成

 発光ダイオード(LED)メーカーの新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)は23日、38億台湾元(約96億円)を投じて建設した南部科学工業園区(南科)第3工場の落成式典を行った。同工場は台湾初の6インチウエハー生産ライン(月産能力5,000枚)を有し、研究開発(R&D)および生産ラインで計300人規模を計画している。24日付電子時報などが伝えた。


ジェネシスの南科第3工場の落成式典には馬英九総統(中)も駆け付けた(23日=中央社)

 新工場稼働後は、LED照明の中国商機に注力し、照明事業の売上高を全体の3割から来年5割まで引き上げる計画だ。同社は年内に有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を65台に拡充する予定だ。また革新的なLED照明モジュールを打ち出し、来年第1四半期から大量出荷する計画だ。

 鍾寛仁同社董事長は、第4四半期〜来年第1四半期は損益均衡か小幅な黒字が望めると語った。LED業界は供給過剰で低迷しているが、短期的な現象で来年第2四半期以降に需要が回復すると楽観している。