ニュース 電子 作成日:2011年11月24日_記事番号:T00033959
工業技術研究院・産業経済趨勢研究センター(IEK)によると、台湾半導体産業の生産額は、今年は前年比11.4%減の1兆5,200億台湾元(約3兆8,000億円)とマイナス成長に陥るものの、来年は世界経済の情勢安定と在庫圧力の低下によって第3四半期から回復が期待できるため、今年比6.5%成長の1兆6,500億元を見込む。24日付経済日報が報じた。
今年はファウンドリーが0.3%の成長する以外は、▽IC設計、マイナス15.5%▽DRAM、マイナス34.2%▽パッケージング・テスティング(封止・検査)、マイナス5.2%──と軒並みマイナス成長となる見通しだ。
来年、ファウンドリーと封止・検査は、業界平均を上回る成長率を維持する見込みで、特にファウンドリーは、台湾積体電路製造(TSMC)の技術力によって台湾勢の世界シェアをさらに拡大することが期待できる。台湾勢による世界シェアは昨年68.2%で、TSMC1社で約50%を占めた。
DRAM業界については、2014年に再び低迷期に入るため、台湾勢は今後2年間で製造プロセスの向上または業務内容の転換を進めるべきと提言した。
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