ニュース その他分野 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033971
欧州債務問題が世界経済に影を落とし、多くの業界で第4四半期業績が落ち込む中、来年の景気を悲観する一部企業では、今年の忘年会(尾牙)をかつての豪華なものではなく、地味な形式で行うことを検討している。25日付工商時報が報じた。
不動産仲介大手では、例年より尾牙の規模拡大を計画している永慶房屋に対し、信義房屋は実施するかどうかをまだ決定しておらず、従業員の慰労を目的とした簡単なものとする可能性が高い。台湾房屋も社会的状況や省エネを考慮し、今年は慈善事業を兼ねたパーティーとする予定で、尾牙に付きもののビンゴ大会などは行わない。
飲料容器製造最大手の宏全国際は、会場の広さやテーブル数は昨年と同規模とするものの、昨年のように有名芸能人にパフォーマンスを依頼するといったことはせず、ジャズバンドによる演奏に切り替える。
なお、台塑集団(台湾プラスチックグループ)は従業員が膨大な数に上るため、毎年各工場エリアごとに尾牙を行っており、予算は一人1,200台湾元(約3,000円)と固定し、業績によって減らされることはない。
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