ニュース 建設 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033978
不動産投資信託(REIT)の三鼎不動産投資信託基金は24日、清算に向けた保有資産の売却入札を行い、商業ビルの頂好香檳大楼(台北市忠孝東路四段)と商業・オフィスビルの前瞻21大楼(同南京東路五段)がそれぞれ店舗物件、B級オフィス物件の過去最高値で落札された。25日付工商時報が伝えた。
売却入札は、不動産コンサルティング会社のサビルス(第一太平戴維斯)が代行する形で、保有資産をA、Bの2物件に分割する形で実施された。
A物件は頂好香檳大楼と誠品物流大楼(桃園県蘆竹郷)の組み合わせで、3社が入札し、三商美邦人寿保険(マスミューチャル・マーキュリーズ・ライフ)が56億4,000万台湾元(約140億円)で落札した。頂好香檳大楼の1坪当たり価格は852万8,000元で店舗物件の過去最高値を更新した。
また、B物件の前瞻21大楼には、8社が入札し、新光人寿保険が34億1,680万元で落札した。1坪当たり価格は100万元を超え、B級オフィス物件としては過去最高となった。
合計落札価格は90億5,680万元で、同基金創設以来の収益率238.3%に達した。同基金は大陸工程、誠品集団、頂好企業が発起人となり、2006年6月に創設された。
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