ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033981
中国鋼鉄(CSC)は24日、来年1~2月の台湾市場向け鉄鋼製品価格の、全面的な引き下げを決めた。下げ幅は市場予測を上回る1トン当たり平均1,756台湾元(約4,500円)7.08%で、1回の下げ幅としては金融危機後で最大となった。杜金陵・同社執行副総経理は、川下メーカーの輸出拡大や、顧客の購買意欲刺激といった要素を考慮して決めたと説明した。25日付工商時報などが報じた。

製品別の1トン当たり値下げ幅は大きい順に、▽電磁鋼板、2,107元▽電気亜鉛めっきコイル、2,000元▽棒線、2,000元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,983元▽冷延製品、1,894元▽熱延製品、1,762元▽鋼板、1,104元──。
今回の大幅値下げによる来年第1四半期業績への影響について杜副総経理は、「原料コストが決まっていないのでまだ分からない」と話した。証券会社は「原料コストの下落幅が同社の今回の下げ幅をやや上回れば、損益均衡または小幅な黒字が見込める」との予測を示した。
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