ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033982
日産自動車の台湾総代理店、裕隆日産汽車は24日、円高やコスト圧力増加を理由に来年1月の春節(旧正月)後に3~5%値上げすると発表した。金額に換算すると1万~5万台湾元(約2万5,000〜12万7,000円)となり、近年では最大の値上げ幅となる。25日付工商時報が伝えた。

裕隆日産の李振協理によると、同社は年初に日産自動車と今年の為替基準について1米ドル=85円とすることで合意したが、現在の相場は1米ドル=約77円まで円高が進んでおり、来年の春節後も85円の水準に戻らない場合は値上げせざるを得ないと説明した。
また、三菱自動車を扱う中華汽車工業も24日、台湾製セダン「ランサー・フォルティス」のマイナーチェンジに伴い2万元値上げすると発表した。トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車は来月13日にフルモデルチェンジした「カムリ」を発表するが、従来の優遇措置を取りやめると予測されている。
値上げは乗用車にとどまらない。三菱ふそうと日野自動車の本社が、来年少なくとも10%引き上げる意向を既に中華汽車など販売代理店に伝えたとも言われている。
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